待ちに待った新刊!『バムとケロのもりのこや』

バムとケロのもりのこや

バムとケロのもりのこや

 待っ望のバムケロちゃん最新刊です!
 前回の「おかいもの」*1から12年ですよ…。長かった。って、私はバムケロちゃんに出会ったのは長男が産まれてからなので、まだ4年くらいしか待っていませんが。
 相変わらずバムとケロがかわいいし、新キャラもいるし、お馴染みの脇役達もちょこちょこ出てるし、最後は大盤振る舞いだし!
 やっぱり好きだなー。バムケロちゃん


 こども達も大好きで、長男君は本屋さんで見かけてすぐに見たがったのですが、生憎置いてある本は全てビニールで包まれていて。たまったま平積みではなく、書棚の方に一冊だけビニールがかかっていないのを見つけて、待ちきれなくてその場で一緒に読みました(苦笑)。


 著者の島田ゆかさんのインタビューを読んだのですが、色塗りにとても時間がかかるということです。葉っぱの一枚一枚も手描きで色塗り。今回のお話はもりのなかなので、木が一杯で、葉っぱもたくさん茂っているのに、それを一枚一枚手描きなのかと……。このデジタル全盛時に、味わいのある絵本にはちゃんと理由があるのですね。
 そう思うと、次作はまたなかなか出ないのかもしれないけれど。こども達が絵本を楽しめる間に、もう一冊、とは言わず、もっとたくさん読ませてあげたいです。
 オススメ!

*1:バムケロちゃんシリーズについては、2008/12/23の記事参照