きかんしゃトーマス ファミリーミュージカル 「ソドー島の夏まつり」

 トーマスのミュージカル、「ソドー島の夏まつり」に行ってきました。
 今年はサンシャインでのトーマスイベントがないので、どうしたんだろうと思っていたら、おそらくミュージカルをするからなんでしょうねー。
 行くかどうか悩んでいたのですが、偶然チケットを頂きました。長男くんにはぎりぎりまで内緒にして、前日に告知しました(だって騒ぐとうるさいんだもん/笑)。WEBサイトやトイザらスにチラシがおいてあったりするので、ひょっとしたら気が付いていて行きたいと思っているかと勘ぐっていましたが、まだそこまでの知恵は身に付いてませんでした。というか、字は読めても、ミュージカルがなんだか理解できてなかったんですねー。コンサートと言って、ようやく「おかあさんといっしょみたいにステージでなんかするのを客席から見る」というイメージが掴めたようですが。


 さて、トーマス好きの長男くんは、とても楽しんでいました。
 トーマスの話の展開上、まあ、ドキドキするアクシデントがあるわけで。実は、そういうトーマスの話は大の苦手。でも、DVDは早送りできても、当然そんなこと出来ないし、消すことも出来ないし、逃げ出すことも無理。暗いシーンもあって、「もう怖いからヤダ」とか呟いてましたが、それでも最後までちゃんと見られました。ちいさなお友達は、客席が暗くなるだけで泣いたりしてましたけど。


 出てくるキャラクターはトーマスとパーシーと、何故かディーゼル。トーマスとパーシーは機関士が乗り込んで動きます。狭いステージの上を滑らかに動いたのにはちょっと驚き。でも、ディーゼルは機関庫から出てきません。長男君は無邪気に「ディーゼルは動かなかったねー」とか言ってましたけど、それはオトナの都合ってやつでしょうね。
 ついでに、オトナの都合で主役はトーマス達でも、歌ったり踊ったりするのは人間なのです。滑らかに動く機関車でも、舞台では動くところが限られちゃう? 同じ理由で、3台しか機関車がでてこなかったのもちょっと物足りなかったかなぁ。ゴードンとかジェームスとか、大きな機関車はステージ上に出すのは無理でしょうけど……。でも、やっぱりその辺りのレギュラーキャラはもうちょっと出して欲しかった。
 WEBサイトには観客参加型、とありますけど、かけ声くらいでそんなでもないです(苦笑)。恥ずかしがり屋の長男君は、そんなかけ声すら恥ずかしがって固まってましたが。一方、0歳児の次男君は歌にノリノリ。次男くんは音とかに怖がるかと思っていたのですが、舞台上のトーマスとパーシーが大きくてよく見えるので、それが気に入っていたようです。


 時間は15分のインターバルを挟んで90分。長いです。そして、前半の方が長い。後半はあっという間でした。お腹が空いたり喉が渇いたりするので、おやつや軽食を持参した方が良いかも。客席での飲食は禁止なので、休憩中にささっと済ませるしかないです。
 小さな子供ばっかりなので、多少うるさくしても大丈夫(でも、後ろの席のおかーさん方が後半ずっと全然関係ないおしゃべりをしていたのには閉口でした。いくら子供向けのミュージカルとはいえ、観劇マナーは守ってもらいたいものです)。


 グッズはミュージカルのTシャツ、バッグ、ライト、パンフレット等。パンフレットは800円で高い! 後ろが大きなポスターになっていたので、しょうがないのかもしれないけど……。トーマス型のライトは、客席で持っているとやはりカワイイです。長男君は最初「なんにもいらない」と言っていたのに、会場に入って持っている子が降っているのを見て、「アレが欲しい!」と速攻で言ってましたよ。次男君を抱っこしている母(しかも抱っこ紐忘れて厳しかった/涙)としては、また荷物持って売店まで行くのはツライので、用事は一度で済ませたかったのですがね……。


 後は、会場によると思いますけど、子供イベントとはいえ、ホールは一般的なホールですので、特別子連れにやさしいと言うわけではないです。ベビーカーは預けなくちゃだし、ホールには段差もあるし、子供トイレや授乳施設等もばっちりという訳ではなかったです。


 長男くんにとっては、とても素敵な一日になりました。
 一番面白かったのは、石切場でパーシーが! なシーン。って、キミそこ一番怖がっていたんじゃ?
 こどもというのは、態度と中味が別物ですねー。


 トーマスミュージカルは夏休み期間中、関東を中心に色々な地域を2日間ずつくらい移動して上演予定。
 当日券売り場もあったし、空席も多少あったので、まだチケットは余ってるのかな?