モエレ沼公園

 札幌郊外にある、最近人気の広大な公園。有名な人が設計したとか、自然に見える山や野原も実はゴミ処分場だったとか、そういう逸話もありますが、東京人としてはとにかくその緑に囲まれた公園の広さに感動します。広大な芝生の広場があり、森があり、山があり。公園から見えるのは青い空ばかりで、山に登れば、遠くに札幌市内が一望できます。同じように広い公園は東京にもありますが、広がり感が違うのです。
 例えば、練馬の光が丘公園も広くて芝生で、うっそうとした森もあるのだけれども、周りにビルなどの建物があったり人が多かったりして、モエレ沼公園ほどのスケール感は味わうことは出来ません。
 こういうところで毎週こどもを放すことが出来たら、ビルの谷間で生活しているのとは全く違った感性やスケール感が身に付くのではないかと羨ましくなります。まあ、これはこの公園に限らず、東京と田舎、特に広大な北海道と比較すればいつも思うことなのですけど。
 自転車の貸し出しや、売店やトイレなどの施設も整っています。天気が良ければお弁当とレジャーシートを持って、芝生の上にのんびり寝っ転がって1日を過ごすのにぴったり。真夏には行ったことがないのですが、こどもにはモエレビーチが大人気のようです。でも、北海道の夏って、本州の人にとっては水遊びするような暑さではないのですよね(笑)。
 札幌市街地から遠いので、モエレ沼公園に行くには車が便利です。無料の広大な駐車場があります。公共交通機関はバスを利用するようです。