横浜アンパンマンこどもミュージアム

 三連休に、アンパンマンが大好きなお友達が上京したので、一緒に横浜のアンパンマンミュージアムに行ってきました。うちの子はアンパンマンにはあんまり興味がないのでどんなもんだろうと思ったのですが、案の定、反応はイマイチ。アンパンマン好きなら楽しくて楽しくて仕方ないと思うのですが、良くも悪くもアンパンマンのキャラクターの魅力のみの施設なので、興味がないと楽しむことが出来ないのです。というわけで、我が家は正直、がっくりがっくりでした。
 予想してたよりもずっと敷地が狭く、しかも屋外。 お天気だったので良かったのですが、雨がふったり、寒い冬はちょっと厳しい感じ。屋内施設にすることも十分可能な広さなのに、どうして屋根付きでないかは疑問なところ。そして、有料のアンパンマンミュージアムに入るのに、その屋外で1時間も並ばされました。お天気が良くて日差しがきつく、暑かったです。前述の通り、雨が降ったらどうするかは疑問。暑い中、みんな良く我慢強く並んで待っていられるなぁと思いました。ちなみに、この入館の行列は午前中からお昼過ぎにかけてが一番長く、午後3時頃には並ばずに入れるくらいになっていました。入場料は、1歳以上で1000円。この値段の価値は、ひとえにアンパンマンのキャラクターをどれだけ知っていて、好きかによります。うちの子はアンパンマンジオラマなど素通りで、プレイスペースのブロックでひたすら遊んでいたので、1時間並んで1000円払って入るのはどうかなと。お土産のカスタネット(?)も、うるさくて電車の中とかでは使えないし、出来れば音のでないおもちゃが良かった。
 ショッピングエリアは、アンパンマングッズであふれかえっています。ジャムおじさんパン工場は、アンパンマンキャラクターのパンを求める人で長蛇の列。二階のカフェでその場で食べるキャラクターパンを買うことが出来るので、並ぶのがいやでどんなもんだか知りたい人はカフェの利用がオススメです。でも、そのパンもアンパンマンだけなら近所のパン屋さんにきっとあるでしょう。(右:写真1*1
 それから、ここでは並ばないで食料を手に入れることは非常に難しいです。食事時ともなれば、どこも長蛇列。しかも、レストランはアンパンマンキッチンとドキンちゃんのハートシェイプカフェ、ジャムおじさんのカフェしかありません。ソフトクリームや肉まん、スープ、おむすびの軽食も並ばなければ買えません。そして、買った物を食べる場所がありません。ベンチなどは数えるほどしかなく、みんな階段に座って食べてました。ミュージアムへの入館の列といい、雨が降ったら悲惨です。また、飲み物だけでもこれらの行列に並ばなくてはならないので(自販機などはなし)、持参した方が賢明です(敷地の外の自販機は、駐車場の出口付近にありました)。
 総じて、アンパンマンの施設である以上、子供がたくさん来るのが予想できるはずなのに、その子供に対する配慮の足りなさを至るところで感じてしまいました。
 よーするに、うちは楽しめなかったのでイマイチ感が強かったのですが。でも、アンパンマン大好きの一緒に行ったお友達は大満足でした。やはり、アンパンマンのキャラクターが最大の魅力なのです。
 ですから、アンパンマンが好きじゃなければ、無理していく必要は感じません。うちは、息子がトーマスや救急やトミカ以上にアンパンマンにはまらない限り、もう行くことは無いと思います。
 不満ばっかり書き連ねてしまいましたが、でもこれはアンパンマンに興味のない私たちの場合であり、アンパンマン好きにはたまらないのは間違いありません。施設面の不備など気にならないくらい楽しいはずです(人間というのは、不満があればどんどん悪いところが目に付きますから)。ピクニックに行くつもりでの身支度や食事の用意をしていけば、さらにストレスなく楽しめそうです。
 駐車場は、離れたみなとみらい線新高島駅近くに、第一、第二駐車場とは別の提携らしきTimes24の大きいのがありました。三連休の中日でしたが、そこまでは一杯になっていませんでした。みなとみらい線新高島駅からは、徒歩で10分程です。新高島駅はエレベーターもエスカレーターも整っているので、ベビーカーでも移動できました。 

*1:ジャムおじさんパン工場のカフェでの、キャラクターパンセット。カレーパンマン以外は甘い系です。チーズはクリームチーズが入ってました。ドリンクがつきで1000円。